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Vol.06「曽木のベーカリー『Kattanカッタン』」保科雪彦さん

曽木のベーカリー「Kattan」カッタン 外観

バーデンパークSOGIから1kmに位置する、曽木で唯一のパン屋さん「Kattan」。お店の扉を開けると焼き立てパンの香ばしい香りに包まれます。こちらのオーナーでもある、パン職人の保科雪彦さんにお話しを伺いました。

Kattanについて

なぜ曽木にパン屋をオープンされたのですか?

僕はお店に入ってパンを選び、お金を払って出ていくという数分だけのお付き合いではなく、パンを食べながらお茶を飲み、ゆっくりできるようなお店を構えたかったんです。ここなら広いテラス席を設けて、お客様にくつろいでいただくことができるため曽木を選びました。

ゆったりとした店内にはやさしい自然光が差し込み、外のテラスは子供用のブランコと青々とした田園風景を見渡せる、何時間も長居したくなるお店ですね

本当に朝から閉店まで過ごされるお客様もたまにいらっしゃいます(笑)。パン屋だと知らずに来店され、お茶を飲んでゆっくりされていく方も多いですね。

テラス
広々としたテラス。犬をつれてパンを楽しむこともできる。奥には子供用のブランコがある。
オーナー兼パン職人の保科雪彦さん
優しい笑顔が印象的なオーナー兼パン職人の保科雪彦さん。子供連れの方もゆっくりできるよう、2階にお座敷スペースやギャラリースペースを計画中だという。
Kattanという名前の由来は?

長女の愛称「かったん」からとった名前なんです。今は次女も生まれたので、ルクルーゼのココットで焼き上げる丸いちぎり食パンに、次女の名前をつけようかなあと考えています。

曽木は自然豊かな場所、人口が多くはないので大変だったのでは?

幸いにもオープン当初は焼いたパンが30分で売り切れ、次の焼き上がりが間に合わないほどお客様に来ていただけました。それでもKattanを知ってもらうために営業終了後、名古屋まで出てパンの訪問販売をしたり、高校の恩師を回ったり、名古屋の実家で路面販売をしたりしていました。当時は1人でパンを焼いていたため大変でしたね。

今は他にも職人さんがいらっしゃるのですか?

前職で製菓学校の講師をしていましたが、そのときの教え子が3人従業員として働いてくれています。

いつも食卓に並べられるパンを

パンへのこだわりを教えてください

「毎日食卓に上る、身近で親しみのあるパン」を作りたいと思っています。今流行りの食パン専門店のような高級食材を使用した特別なパンではなく、発酵や焼き加減で小麦の香りをだすパンが得意なんです。

長女さんの愛称(お店の名前)がついた食パン「Kattan」
長女さんの愛称(お店の名前)がついた食パン「Kattan」。トーストしていただくと、もちもちカリカリでとってもおいしい。
パン
何種類くらいのパンがあるのですか?

お店の名前が付いた食パンKattanをはじめ80種類くらいですかね、もしかしたら100種類くらいあるかも。朝は食パンやソフト系のパンから始まり、お昼ごろには焼き立てのクロワッサンやフランス系のパンを並べられるように焼いています。

パンを通じて繋がりたい

どのようなお客様が来られますか?

平日のお昼には地元の製陶業者の方やご近所の方が、週末はバイカーやサイクリングの方が集合場所や目的地としてKattan目指し来てくださいます。今はSNSで探せる時代、口コミで遠くのお客様もたくさん来てくださるようになりました。

畑の恵みで新商品の開発
ご近所からいただく、畑の恵みで新商品の開発をすることも。
お隣で飼育されているヤギ
お隣で飼育されているヤギ。Kattanのお客様が楽しんでくれればとお隣さんが飼ってくれているそう!子供たちに大人気!
今後の夢や目標はありますか?

自分はパンしか焼けないので、パンを焼くことで色々な人と繋がりたいと思っています。最近では地元の陶芸作家さんとコラボしてお店で展示販売を行ったり、カルチャー教室のために場所を提供してパンを出したり、子供会でパン職人体験をしています。
地元の方からたくさん食材をいただくので、それで新しいパンを開発することもあります。今は周りにあまり何もないですが、Kattanのある363号線沿いに、ケーキ屋さんや、レストランなど色々なお店ができて賑やかになるといいですね。